【エクセル基本⑨】関数3日目!COUNT系関数を極める!COUNT・COUNTA・COUNTBLANK・COUNTIF・COUNTIFSを解説

Excel

エクセルの「関数」の中でもよく使う基本の関数、個数を数える統計「COUNT系関数を徹底解説します!

Excelを初めて使う方、独学でエクセルの勉強したけど、基礎から学びたい方向けの入門編。

関数ダイアログボックスを使ってかんたんに入力できます!

よく使うCOUNT系関数は、「COUNT」「COUNTA」「COUNTBLANK」「COUNTIF」「COUNTIFS」の5つがあります。

COUNT系5種の違いと入力方法を解説します。

数式の表示方法もや、表示されているボタンの名称や使い方をわかりやすく解説します。

実際にエクセル画面を見ながら、表示されているボタンの名称や使い方を知りたい方は、動画版をご覧ください。

COUNT系関数

COUNT関数とCOUNTA関数

数値が入っているセルの個数を数える時は、COUNT関数を使います。

COUNT関数では、文字列などを数えることはできません。

文字列を含むセルの個数を数えたいときは、COUNTA関数を使いましょう。

COUNTA関数では、数値・文字列どちらかが入っていれば計算対象になります!

COUNT関数:数値セルの個数
分類:統計=count(値)
COUNTA関数:空白以外のセルの個数
【分類:統計】=counta(値)

関数の引数ダイアログボックスが表示されます。

値1をクリック ⇒ 個数を数えたい範囲をドラッグ

選択した範囲が点線で囲まれ、数式の結果が表示されます。

COUNTBLANK関数

逆に空白セルを数えたい場合は、COUNTBLANK関数を使います。

BLANKは「空(カラ)」という意味があります。

罫線のみの表示されているセルは空白セルとして数えますが、数値0が表示されているセルは対象外です。0も数値です。

★COUNTBLANK関数:空白セルの個数       
【分類:統計】 =countblank(範囲)

関数の引数ダイアログボックスが表示されます。

値1をクリック ⇒ 空白セルの個数を数えたい範囲をドラッグ

選択した範囲が点線で囲まれ、数式の結果が表示されます。

COUNTIF関数とCOUNTIFS関数

一つの条件に合うセルの個数を数えるときは、COUNTIF関数を使います。

IF「もし~ならば」という条件がつきます。

複数の条件が合致するセルの個数を数えるときは、COUNTIFS関数を使いましょう

★COUNTIF関数:条件に一致するセルの個数  
【分類:統計】 =countif(範囲,検索条件)

関数の引数ダイアログボックスが表示されます。

範囲をクリック ⇒ 個数を数えたい範囲をドラッグ

検索条件に、条件式を入力。

※例では7000以上という条件式を入力しています。

数式の結果が表示されます。

★COUNTIFS関数:複数の条件に一致するセルの個数 
【分類:統計】=countifs(検索条件範囲1,検索条件1,検索条件範囲2,検索条件2)
※条件が3つ以上ある場合は、上記に続けて、検索条件範囲3,検索条件3・・・と続く。

例)
条件1:A列赤色の範囲で7000以上
条件2:C列黄色の範囲で100より大きい
2つの条件に合致するセルの個数:1

COUNT系関数の挿入方法まとめ

ダイアログボックスを使ってかんたん入力!?

①関数を挿入したいセルで、FXボタン ⇒ 分類で「統計」を選択  
分類がわからない場合は、すべてを選択しましょう!
分類名がわからないけどCOUNT系関数を探したい場合は、ダイアログボックスの関数名をどれでもよいのでクリックし、「c」と入力します。すると、cから始まる所へ飛びます。cから始まる関数名も多いので、「co」と入力するとさらに選択しを限定できます。
②関数名の一覧から、該当の関数名クリック ⇒ OK
③COUNT関数・COUNTA関数・COUNTBLANKの関数の値は個数を数えたいセルの範囲をドラッグ

COUNTIF関数・COUNTIFS関数は、範囲と条件の入力が必要です。

条件に数式などを入力します。

「範囲」は、計算対象となるセル範囲をドラッグし、「検索条件」に数式を入力します。

※下記の例では「80000以上」という数式を入力しています。

以上>=を使用します。

数式の結果にという答えが表示されます。

入力内容が不適切な場合は、エラー表示となります。

数式の表示・非表示

エクセルシート内に入力されている数式を表示したい場合は、下記の操作を試してみましょう!

関数などの数式が挿入されているセルは、全て数式で表示されます。

元の表示戻したい場合は、同じコマンドをクリックすると数式が非表示になります。

数式タブ ⇒ ワークシート分析グループ ⇒ 数式の表示

今回は、ExcelのCOUNT系関数のポイントをまとめました。

実際の操作方法は、動画版でパソコン画面を見ながらご確認ください。

動画版はこちら

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